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振袖の柄について着物デザイナーが解説(第五弾)

好評いただいております着物デザイナーによる柄についての解説の第五弾をご紹介します。

前回までの解説をまだご覧になられていない方はこちらもぜひご覧ください。

 

今回はこちらの振袖についてです。

意匠制作意図

重厚な古典柄を目指して作成しました。
貝桶や檜扇などの古典の道具紋を使用し、背中には几帳の大きな柄を持ってくることで前身の柄との変化を付けています。また裾などには雲取りの 柄で色分けを行い、雲の中に鹿の子疋田を使うことで柔らかな雰囲気を出せるようにしています。
当初の図案にある大きな桜の柄は本図案段階でより格調のある柄にするために古典の道具紋に変更しています。

使用している柄

貝桶

貝合わせの貝を入れるための貝桶は中世の嫁入り道具の一つとされていました。華麗な蒔絵を施したものが多く、現在は雛人形道具の中で見られます。
紐や花をあしらって文様化され着物に用いられています。

檜扇

平安時代の貴族が装身具として用いていました。美しい彩色で雲取りや絵を描いて飾り結びを付けその紐を長く垂らすなど華麗をきわめました。
紐の流れが典雅で慶事の染織品にふさわしい格調があります。

几帳

平安時代の神殿造りの室内で用いた間仕切りを文様化したものです。
二本の柱に渡した横木に五幅の帳をかける、その帳に装飾文様があらわされました。 現代では几帳の中に華麗な文様を描き振袖、留袖、訪問着などに用いられています。

雲取り

雲がたなびいている様を選や色で表現したものです。
雲の輪郭の中に様々な文様を詰めてあらわしたものを呼びます。裾模様の配置の方法としてつなぎ目や区切り部分に雲取りは重宝に使われます。

花の丸

草花を円形におさめた文様です。あらゆる花を文様化することができます。
優雅な古典文様なので能装束、小袖から現代のきものや帯の柄にまで幅広く用いられます。 刺繍であらわして洒落文にも用いることができます。

 

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