着物と和のお役立ち情報

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着物でのお出かけシーン5選

着物は着てみたいけど、着物でどこに行こうか、何をしようか・・・
そんな迷いを持ったことはありませんか?

洋服だとどこでも出かけられるのに、着物だとかしこまった場所と考えてしまう人は多いです。
でも着物に慣れている方は、ビギナーが思う以上にフットワーク軽く着物でいろんな場所に出かけているんですよ!

今日は、着物で楽しめるおすすめの場所・シーンを5つご紹介します。

着物で参戦しよう!

1.おしゃれなレストランで食事

「着物でお食事」というと、かしこまった料亭などをイメージするかもしれませんね。

もちろんそういった場所でもいいですが、和装でいるときは和風な場所に行かなければならないという決まりはありません。
あえてフレンチレストランやイタリアンレストランに着物で行ってみるのも普段と違った楽しみがありますよ!

それほど高級な料理店でなくても、「着物で食事をする」を目的にカジュアルに楽しんでみるのも良いですね。
友人同士のランチや恋人とのデート、結婚記念日などには着物でおしゃれなレストランに出かけてみてはいかがでしょうか?

和服は大人の色気を醸し出せるので、一人でぶらっと雰囲気の良いバーに立ち寄るもありですね!

2.美術館・作品展の鑑賞

せっかく着物を着ても雨が降っていたり、寒すぎる日や暑すぎる日だと外を歩く気力が失せてしまいますよね。
そんなシーズンでも関係なく楽しめるのが、空調の効いた館内や施設内で過ごすこと!

レジャー施設は至るところにありますが、
せっかくなので陶芸や日本画、書道や絵画の展覧会などに出かけてみてはいかがでしょうか。

ピアノやお琴などの音楽発表会なども素敵な時間を提供してくれるものです。
着物で芸術鑑賞をするのはひときわ優雅な気持ちになると思います。

自意識過剰かもしれませんが「着物で素敵な場所にいる自分」を楽しんでみてください。
きっとそれだけで良い気分になるし、美しいものに触れることでセルフイメージも上がりますよ。

ぜひ、近くでどんな展覧会が開催されているのか調べてみて出かけてみましょう!

3.観劇

歌舞伎や寄席、能楽など伝統芸能の劇場に足を運ぶと和装の方々がたくさんいらっしゃいます。

こういう場所に観劇に来ている方々は素敵な着物をお召の方が多いはず。

伝統芸能に興味を持ったことをきっかけに着物の世界に入っていく人も多いんですよ。
“通”の人たちに囲まれると自然と美意識が高くなったり、もっと素敵な着こなしを追求したくなると思います。

和の観劇はもちろんですが、オペラやミュージカル、ジャズライブやクラシックコンサートに着物で行くのもお洒落ですね!
「ライブビューイング」といって、歌舞伎やオペラを映画館で上映しているところもあります。

着物という特別な装いで、非日常的な空間と時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

4.散策

日本の至るところに歴史的な街並みが残っています。
そういうところを着物で散策するのも日本ならではの楽しみ方ですね。

改まった日には、神社仏閣などを着物で訪れるのも新鮮な気持ちになると思います。

風情のある街を散歩するだけでなく、広い公園や庭園の中を自然を楽しみながら歩いたり、
西洋館や大名屋敷などのスポットを訪ねてみるのもおすすめです!

春は桜、夏は水辺、秋は紅葉、冬は雪景色・・・日本の豊かで繊細な四季を肌で感じてみてください。

5.ショッピング

着物で伝統的な街にある和小物屋さんや呉服屋さんを訪れるのはいかにもという感じですが、
もっとモダンな場所のショッピングでも意外と大丈夫なもの。

普段みんなが洋服で出かける場所へ、あえて着物で出かけて刺激を味わってみるのも良し!
例えば六本木や表参道のショッピングモールなど、あえて都会的な場所にも挑戦してみましょう。

回るお店にテーマを決めたり、着物に合う小物などを探してみるのも面白いと思います。
洋服に合わせる前提で作られたピアスやヘアアクセサリーなどでも、意外と和装にも合うものもあるんですよ。

いろんなお店をハシゴして歩くときは、着崩れや足の疲れを気遣いながら適度に休憩をとりつつ楽しんで下さいね!

<まとめ>

一度でも着物で楽しくお出かけができると、「あ、これでもいいんだ!」「いける!」と思えるようになります。
それがあなたの素敵な着物ライフの始まりです。

お出かけの回数を増やしていくうちに、こういう場所に行く時はこんな着物で、こんな髪型で、こんな小物を持って・・・などイメージが広がっていくことでしょう。
慣れてくれば「定番」と「ハズし」を上手に使い分けられるようになってきます。

サマになるかならないかは考え過ぎず、まずは着物を着ている自分を楽しんでみましょう!

Written by あやぽん

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